【12月28日 AFP】米世論調査企業ギャラップ(Gallup)が行った毎年恒例の「最も尊敬に値する」男女に、2010年はバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官が選ばれた。

 最も尊敬に値する男性にオバマ大統領を挙げたのは全体の22%で、次いでジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領が5%で2位、ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領が4%で3位だった。

 4位は南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領、5位はマイクロソフト(Microsoft)創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏でそれぞれ2%だった。

 オバマ氏は米大統領選挙に勝利した2008年から3年連続でトップとなった。2008年は同調査で全体の32%が最も尊敬に値する男性に挙げた。

■クリントン氏、9年連続の首位

 ヒラリー・クリントン氏の「最も尊敬に値する女性」トップは9年連続。過去20年間の大半で大きな支持を獲得してきた。

 ことしの調査でクリントン氏を最も尊敬に値する女性にあげたのは全体の17%で、次いで米共和党の前副大統領候補、サラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事が12%で2位、米人気テレビ司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)が11%で3位だった。

 4位は5%でミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人、5位には2%でコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)前米国務長官がつけた。

 調査は12月10~12日に実施。無作為抽出した米国本土に暮らす成人1019人から回答があった。標本誤差はプラスマイナス4%。(c)AFP