【12月20日 AFP】パキスタンのビジネスの中心地カラチ(Karachi)の街頭広告に前週、こんなキャッチフレーズが現れた――「ウィキリークスはもらします。でも、バタフライはもらしません」

 漏えいした米外交公電を掲載した内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の知名度アップに便乗したのは、「バタフライ」という生理用品ブランドの宣伝を担った広告会社。

 ウィキリークスによって暴かれた米外交公電の中には、パキスタンの政界内部や軍事エリートの水面下の動きなども含まれていたため、世論は大きな関心をもっている。パキスタンの広告主は政治的な要素を避けるのが常だが、今回の広告効果は抜群だという。

 担当した広告会社RGブルー・コミュニケーションズ(RG Blue Communications)のサイード・アムジャッド・フサイン(Syed Amjad Hussain)氏によると、反響は大きく、称賛の声ばかりだという。

 アート・ディレクターのムニール・バッティ(Munir Bhatti)氏は「若い女性が生理用ナプキンをもっているような、ありきたりの広告になっていたかもしれない。けれど、私たちはまったく違う新しい広告にしたかったんだ」と語った。(c)AFP