【11月25日 AFP】フランス・パリ(Paris)郊外の集合住宅で、自宅の浴室に入って出られなくなった69歳の女性が、3週間後にようやく救出される事件があった。

 しばらく女性の姿が見えないことを心配した住民が19日に通報し、女性宅に入った救急隊に発見された。浴室のドアのカギが壊れ、開かなくなったのが閉じ込められた原因だった。救出されるまで浴室の水道から出るお湯を飲んで生き延びたという。女性は現在、病院で回復しつつある。

 23日の警察発表によると、女性はまわりが静かになった夜に水道管を叩いて助けを求め続けたが、住民たちは誰かが夜中に家の修理をしているのだと思い、それが誰かを突きとめて音を立てるのを止めさせようとしていたところだった。(c)AFP