「ベネチアランドへようこそ」!?街のテーマパーク化にユーモアで抗議
このニュースをシェア
【11月15日 AFP】美しいベネチア(Venice)の街が、ディズニーランドならぬ「ベネチアランド」に変わってしまった・・・! イタリア北部ベネチアの住民たちが13日、高騰する物価や観光客がごったがえす地元の現状に抗議するデモ行進を行った。
「ベネチアはテーマパークと化してしまった。毎年2000万人の観光客が、好意をたずさえてわれわれを侵略しに来る。もはや、われわれにできることはパーティーを開いて、テーマパーク『ベネチアランド』の開園宣言をすることくらいだ」
デモを主催したグループ「Venessia」はこのような声明を発表。テーマパーク風のコスチュームを着用した一団が、困惑した様子の観光客を尻目に数十隻のゴンドラで運河を行進し、市の主要駅の前で「ベネチアランド」の入場券を販売した。
「Venessia」はこのデモ行進について、観光化と物価高騰の流れを食い止められずにいる市当局への「挑発的な皮肉」だとしている。ベネチアの住民人口はわずか5万9000人ほど。(c)AFP
「ベネチアはテーマパークと化してしまった。毎年2000万人の観光客が、好意をたずさえてわれわれを侵略しに来る。もはや、われわれにできることはパーティーを開いて、テーマパーク『ベネチアランド』の開園宣言をすることくらいだ」
デモを主催したグループ「Venessia」はこのような声明を発表。テーマパーク風のコスチュームを着用した一団が、困惑した様子の観光客を尻目に数十隻のゴンドラで運河を行進し、市の主要駅の前で「ベネチアランド」の入場券を販売した。
「Venessia」はこのデモ行進について、観光化と物価高騰の流れを食い止められずにいる市当局への「挑発的な皮肉」だとしている。ベネチアの住民人口はわずか5万9000人ほど。(c)AFP