【11月13日 AFP】サッカーのドイツ・ブンデスリーガ1部リーグ、ザンクトパウリ(FC St. Pauli)が15日、世界初の「幼いサッカーファンのための保育所」をホームスタジアムにオープンする。

 がい骨のロゴで知られるザンクトパウリはドイツ・ハンブルク(Hamburg)を拠点とするチームで、熱狂的なサポーターがいることで知られる。
 
「海賊のすみか」と名付けられた保育所は6歳以下の子どもを最大100人受け入れられるほか、試合のある日は来場客の子どもたちも引き受ける。小さなサポーターたちもピッチを見渡せる保育所からザンクトパウリを応援することができる。

■分娩室から墓場まで

 ドイツのサッカーチームが変わったファンサービスを打ち出したのはこれが初めてではない。ライバルのハンブルガーSV(Hamburger SV)はスタジアムのすぐそばに墓地を作り、ハノーバー96(Hanover 96)は、室内を緑と黒と白の「ハノーバー」カラーで埋め尽くした分娩室をオープンしている。(c)AFP

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