【10月19日 AFP】インド北東部グワハティ(Guwahati)で、よわい100歳の博士課程の学生が誕生することになりそうだ。

 前週末に99歳の誕生日を迎えたばかりのボララム・ダス(Bholaram Das)さんはグワハティ大学(Guwahati University)の博士課程に入学した。研究テーマはヒンズー教の普及においてダスさんの故郷の村が果たした役割だ。

 ダスさんはインドがまだ英国統治下にあった1911年10月16日生まれ。当初は教師をしていたが、1945年に国民会議派に加わって政治活動にも関わった。その後は弁護士、治安判事を経て判事を務め、1971年に引退した。息子5人と娘1人のほか、孫が10人、ひ孫が1人いる。

 いくつになっても新しい知識を吸収することはできると話しているダスさんは在学中に100歳を迎える見込み。グワハティ大の副総長は「100歳の学生は世界でも珍しいだろう」と話している。(c)AFP