ゆったりと地球を眺められる「宇宙ホテル」を建設へ、ロシアの企業
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【9月30日 AFP】ロシアのオービタル・テクノロジーズ(Orbital Technologies)社は29日、観光客向けの快適な「宇宙ホテル」を建設する計画を発表した。ノーボスチ通信(RIA Novosti)が報じた。
セルゲイ・コステンコ(Sergei Kostenko)社長によると、ホテルの最初のモジュールは2015~16年に打ち上げる。モジュールの容積は20立方メートルで、客室は4つ、最大収容人数は7人だ。宿泊客はソユーズ(Soyuz)ロケットで宇宙に向かう。
これまでに、カナダのサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」を創設したギー・ラリベルテ(Guy Laliberte)氏ら民間人数人が宇宙旅行を行っているが、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)の非常に限られた居住空間を宇宙飛行士や実験用のミバエなどの生き物たちと共有しなければならなかった。
「当社のホテルははるかに快適です」とコステンコ社長。ISSと同じ軌道を回り、大きな窓から地球を眺めることもできるという。
ISSへの民間人旅行者の受け入れは、今年初め、ISSに滞在する宇宙飛行士の数が増えて旅行者用の空間を確保できなくなったため、中断を余儀なくされた。
ホテルの建造を担当するのはロシアの宇宙船製造会社エネルギア(Energia)。ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)ともパートナーシップ協定を結んでおり、現在は既に設計段階に入っているという。(c)AFP
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セルゲイ・コステンコ(Sergei Kostenko)社長によると、ホテルの最初のモジュールは2015~16年に打ち上げる。モジュールの容積は20立方メートルで、客室は4つ、最大収容人数は7人だ。宿泊客はソユーズ(Soyuz)ロケットで宇宙に向かう。
これまでに、カナダのサーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」を創設したギー・ラリベルテ(Guy Laliberte)氏ら民間人数人が宇宙旅行を行っているが、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)の非常に限られた居住空間を宇宙飛行士や実験用のミバエなどの生き物たちと共有しなければならなかった。
「当社のホテルははるかに快適です」とコステンコ社長。ISSと同じ軌道を回り、大きな窓から地球を眺めることもできるという。
ISSへの民間人旅行者の受け入れは、今年初め、ISSに滞在する宇宙飛行士の数が増えて旅行者用の空間を確保できなくなったため、中断を余儀なくされた。
ホテルの建造を担当するのはロシアの宇宙船製造会社エネルギア(Energia)。ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)ともパートナーシップ協定を結んでおり、現在は既に設計段階に入っているという。(c)AFP
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