【9月30日 AFP】先祖の足跡をたどろうと東南アジアを航行している古代フィリピンの木造船「バランガイ(balangay)」の復刻船が25日、シンガポール港(Singapore Port)に入港した。

 バランガイにエンジンはなく、乗組員は星や風、雲や波の形や鳥の移動をもとに船を進める。

 木造船は28日にシンガポールを出港。タイ、カンボジアを訪れた後、東南アジア諸国連合(ASEAN)の会議が開かれるベトナムに、会期中の10月末に到着したいとしている。(c)AFP