宮下公園ナイキ化計画、渋谷区代執行への反対デモに200人
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【9月26日 AFP】東京都渋谷区が、スポーツ用品大手ナイキジャパン(Nike Japan)に命名権を売却し、「宮下NIKE(ナイキ)パーク(Nike Park)」として再整備を計画している宮下公園(Miyashita Park)で、反対派が設置したテントやオブジェを強制撤去した区の行政代執行に対し26日、約200人が抗議デモを行った。
商業地区の一角にある公園を生活の場にしていたホームレスやその支援者らは、「わたしたちの公園を返せ」などと声をあげながら、ファッショナブルな渋谷の繁華街を練り歩いた。
反対グループのメンバーは24日にもこの公園に集まり、その時は警察に排除されたが、26日のデモは警察や渋谷区の妨害なく進行したと言う。
整備計画によると、ナイキジャパンが命名権料として10年契約で年間1700万円を渋谷区に支払い、スケートボード場やフリークライミング場として再開発する予定。地元には計画に賛成する声がある一方で、公園にダンボールやビニールシートで作ったテントを設置して暮らすホームレスの追い出しだと批判する声もある。渋谷区はすでに1ヘクタールの同公園敷地内にいたホームレスを強制退去させている。
渋谷区は15日には公園の出入り口を封鎖し、反対する人々を排除していた。(c)AFP
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