【8月23日 AFP】英国人は、夫婦や恋人との仲より、銀行との関係の方が長続きする――。スペイン大手銀サンタンデール(Santander)の英国法人が実施した調査で21日、このような結果が明らかになった。

 調査によると、最も長く続いたパートナーとの関係が平均14.1年だったのに対し、同一銀行の当座預金を使い続ける平均期間は16.5年だった。

 また、6割近くの人が10年以上、18%の人が30年以上、同じ当座預金口座を継続利用していると答えた。一方、過去10年間で当座預金口座を3回以上変更した人は、回答者の7%にすぎなかった。

 サンタンデールの当座預金部門長は、「何であれ、関係が長続きするほうが、ころころ相手を切り替えるより利点が大きいもの。当座預金も、同じ口座を使い続ける人が多い。もっとも、当座預金口座の変更は面倒なため、あまり競争の激しい分野とはいえないが」とコメントした。

 調査は英調査会社オピニアム・リサーチ(Opinium Research)が2月、2000人を対象に行った。(c)AFP