【7月11日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で勝敗予想を的中させ続けているタコの「パウル(Paul)」が決勝でのスペインの勝利を予言したのに続き、今度はマレーシアのインコ「ミーナ(Meena)」がスペインの勝利を予言した。

 ミーナはインド生まれの8歳の緑色のインコ。ミーナの持ち主で占い師のM.C.モハン(M.C. Mohan)さんはクアラルンプール(Kuala Lumpur)の自宅で決勝を戦うスペインとオランダを示す2つの封筒を床に置き、勝者を選ぶようミーナに指示した。すると、ミーナは迷うことなくスペイン代表の愛称である「La Furia Roja(赤い憤怒)」の封筒を選んだ。

 モハンさんは現地紙ニュー・サンデー・タイムズ(New Sunday Times)に対し、「ミーナの予言はいつも的中する」と語っている。

 ただしシンガポールでは占星術師のM.ムニヤパン(M. Muniyappan)さんが飼っているマニ(Mani)という名前のインコがオランダの勝利を「予言」している。マニは準々決勝4試合と準決勝のスペイン対ドイツ戦の勝者を当ててきたという。

 英国ではパウルがスペインの初優勝を予言したことを受け、それまでオランダに賭けていた賭け師たちが続々とスペインに乗りかえている。(c)AFP

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