ウミガメが自分を撮影?ユーチューブの動画が大反響
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【6月17日 AFP】カリブ海でウミガメが撮影したと見られる動画が動画共有サイト、ユーチューブ(YouTube)に投稿され、大きな反響を呼んでいる。
米沿岸警備隊に所属するポール・シュルツ(Paul Schultz)さんは前月、フロリダ州(Florida)キーウェスト(Key West)の浜辺で防水ケースに入ったデジタルカメラを拾った。
メモリーカードを再生してみると、1匹のウミガメがチラチラ映っている動画があった。撮影されたのは今年の1月。「最初見たときには、ダイバーが海の生物に襲われているんだと思いました」とシュルツさん。
しかし、その後、水中でカメラを見つけたこのウミガメがカメラのスイッチを入れて自分を撮影していたのだと結論付けた。
「なんとも説明しづらいんですが、ウミガメはとにかくスイッチを入れ、図らずも、カメラと一緒に泳ぐ自分の姿を撮影していたんでしょう」(シュルツさん)
持ち主を探すためにユーチューブに投稿したところ、持ち主が見つかった。オランダ海軍の水兵で、前年11月にベネズエラ沖のアルバ(Aruba)島でダイビングを楽しんでいた際に紛失したという。
その後、カリブ海の環状流に乗って、カメラは1800キロ離れたキーウェストにたどり着いた。
「実に楽しい出来事でした」とシュルツさんは振り返った。(c)AFP