全裸シュノーケリングで「グレートバリアリーフ保護」アピール、豪
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【6月7日 AFP】オーストラリア北東部沖にあるマグネティック島(Magnetic Island)のネリーベイビーチ(Nelly Bay Beach)で6日、ヌードシュノーケリングのイベントが開催された。8日の国連(UN)「世界海洋デー(World Oceans Day)」を記念して、同国にある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)に対する問題意識を高めるのが狙い。
主催者のベン・シュルツ(Ben Schultz)氏によると、イベントには19~60歳の33人が集まり、ゴーグルとシュノーケル以外は何も身に着けずに20分間にわたってシュノーケリングや海水浴を楽しんだ。
「頭上には青い空が広がり、水も全く冷たくない。お風呂みたいなものだ」とシュルツ氏。地元通信社AAP(Australian Associated Press)に対し、「いやらしい目的ではなく、環境問題への支持を表明するために集まったんだ」と強調した。
グレートバリアリーフでは4月、中国の石炭運搬船が座礁し、サンゴ礁に大きな損傷を及ぼした事件があり、環境への懸念が高まっている。(c)AFP