【5月27日 AFP】(一部訂正)中国安徽(Anhui)省合肥(Hefei)で25日、60歳の女性が体外受精で宿した双子の女の子を出産したと、27日の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)が伝えた。同国最高齢出産となる。

 女性は前年、28歳だった娘をガス中毒事故で失った寂しさから、体外受精でもう一度妊娠を試みる決意をした。妊娠34週目の出産で帝王切開による早産だったが、母子ともに健康だという。「この娘たちはわたしと夫に生きる勇気を与えてくれる。わたしたちは年を取っているけれど、育て上げる自信は十分あります」と女性は語った。

 これまで世界の最高齢出産として知られているのは、同じく体外受精で妊娠したインドの女性で、2008年の出産当時に70歳だった。(c)AFP