カーキ色は時代遅れ? インド警察の制服一新へ
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【5月22日 AFP】インド紙「デイリー・ニュース・アンド・アナリシス(Daily News and Analysis)」は21日、業界関係者の話として、同国のマハラシュトラ(Maharashtra)州警察が、長年使用してきたカーキ色の制服の代わりになる新たな制服デザインを同国のトップデザイナーに依頼したと伝えた。
デイリー・ニュース紙によれば、マハラシュトラ州警察の制服デザイン一新を手がけるのは、インド映画界「ボリウッド(Bollywood)」を代表するデザイナー、マニーシュ・マルホトラ(Manish Malhotra)氏。マルホトラ氏はすでに州都ムンバイ(Mumbai)の警察幹部向け制服案として青色やダークブルーの制服デザイン4、5案を提示しており、新デザインは警察側が最終決定をする段階に来ているという。
ある業界関係者は「マニーシュ(・マルホトラ)はすでに4か月間、このプロジェクトに携わってきた。ムンバイ市警はシックな制服のデザインを求めており、それにはマルホトラが最も適切だと感じているようだ」と述べた。
また、警察幹部は、「最終決定は下されていない。新たな制服で警察官がスマートになるかどうかを確認しているところだ。制服は実用的で使いやすくなければならない」と語った。
■ムンバイ市警の徹底見直し
ムンバイ市警は、08年に発生した同時多発攻撃を受けて警察官の訓練不足や装備品不足、人員不足などの問題が明らかになり、徹底的な見直しが進められている。制服デザインの一新もその一環だ。
専門家によると、インドでは警察官が不足している地域が多く、特に経験豊富な警察幹部が十分でない。警察官の増員増強にすぐにでも資金投入が必要だという。
金融とエンターテインメントの中心地ムンバイは、公式人口1400万人に対し警察官の数は4万8000人。これは住民291人に1人の警察官の割合だ。また、マハラシュトラ州全体では人口9680万人に対し警察官は16万3000人で、住民590人に警察官1人の割合となっている。(c)AFP
【関連情報】
◆ZARA、2010年にインド初出店
◆<09/10年秋冬ラクメ・ファッション・ウィーク>マニーシュ・マルホトラら、新作を発表
デイリー・ニュース紙によれば、マハラシュトラ州警察の制服デザイン一新を手がけるのは、インド映画界「ボリウッド(Bollywood)」を代表するデザイナー、マニーシュ・マルホトラ(Manish Malhotra)氏。マルホトラ氏はすでに州都ムンバイ(Mumbai)の警察幹部向け制服案として青色やダークブルーの制服デザイン4、5案を提示しており、新デザインは警察側が最終決定をする段階に来ているという。
ある業界関係者は「マニーシュ(・マルホトラ)はすでに4か月間、このプロジェクトに携わってきた。ムンバイ市警はシックな制服のデザインを求めており、それにはマルホトラが最も適切だと感じているようだ」と述べた。
また、警察幹部は、「最終決定は下されていない。新たな制服で警察官がスマートになるかどうかを確認しているところだ。制服は実用的で使いやすくなければならない」と語った。
■ムンバイ市警の徹底見直し
ムンバイ市警は、08年に発生した同時多発攻撃を受けて警察官の訓練不足や装備品不足、人員不足などの問題が明らかになり、徹底的な見直しが進められている。制服デザインの一新もその一環だ。
専門家によると、インドでは警察官が不足している地域が多く、特に経験豊富な警察幹部が十分でない。警察官の増員増強にすぐにでも資金投入が必要だという。
金融とエンターテインメントの中心地ムンバイは、公式人口1400万人に対し警察官の数は4万8000人。これは住民291人に1人の警察官の割合だ。また、マハラシュトラ州全体では人口9680万人に対し警察官は16万3000人で、住民590人に警察官1人の割合となっている。(c)AFP
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