警察犬ならぬ「警察鳥」、その名はシャーロック
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【5月17日 AFP】七面鳥のような顔立ち、真っ赤な顔、ぎょろりとした目、そして曲がったくちばし――。ヒメコンドルの「シャーロック(Sherlock)」は、お世辞にも見目麗しいとはいえないが、ドイツ警察の期待を一身に背負っている。
その卓越した嗅覚を利用して、警察犬がキャッチできない死体のにおいを探し出す「最新かつローテクな武器」としようというのだ。現在シャーロックは、ハンブルク(Hamburg)南部の鳥類園で猛特訓中だ。
鳥類は通常、視覚に頼ってエサを探すが、コンドルは地上1000メートルからでも腐敗した遺体のにおいを嗅ぎつける。視界がきかない森林や地中に遺体があっても、難なく発見できる。おまけに警察犬と違い、こまめに休憩を取らなくても活動でき、捜索域もずっと拡大できる。
「同僚がテレビの自然番組を見ていて思いついたんだ」と、取材に応じた警官。将来的には、シャーロックの体にGPS(衛星利用測位システム)装置を取り付け、辺境地域で行方不明になった人たちの遺体を探す手伝いをしてもらう計画だという。(c)AFP
その卓越した嗅覚を利用して、警察犬がキャッチできない死体のにおいを探し出す「最新かつローテクな武器」としようというのだ。現在シャーロックは、ハンブルク(Hamburg)南部の鳥類園で猛特訓中だ。
鳥類は通常、視覚に頼ってエサを探すが、コンドルは地上1000メートルからでも腐敗した遺体のにおいを嗅ぎつける。視界がきかない森林や地中に遺体があっても、難なく発見できる。おまけに警察犬と違い、こまめに休憩を取らなくても活動でき、捜索域もずっと拡大できる。
「同僚がテレビの自然番組を見ていて思いついたんだ」と、取材に応じた警官。将来的には、シャーロックの体にGPS(衛星利用測位システム)装置を取り付け、辺境地域で行方不明になった人たちの遺体を探す手伝いをしてもらう計画だという。(c)AFP