【3月3日 AFP】メキシコ・アカプルコ(Acapulco)で1日、断崖絶壁から身を投げて海面へ飛びこむ伝統行事「ラ・ケブラーダ(La Quebrada)」が行われた。

 ラ・ケブラーダは1934年、同地に住む2人の男性が勇気を試すため、がけの上から海に身を投げて競ったことから始まった。この向こう見ずな挑戦は、一度は見世物として終わったが、その後、当地の名物ショーとして定着し、貴重な収入源となった。

 ラ・ケブラーダは今日、この伝統を信奉する人々にとっては宗教のような存在となっている。(c)AFP