動物愛護団体「クヌートに去勢手術を」、恋人候補と血縁関係
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【3月3日 AFP】国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」は2日、ベルリン動物園(Berlin Zoo)のホッキョクグマ「クヌート(Knut)」と恋人候補との間に血縁関係があることから、近親交配を避けるためクヌートを去勢すべきだと訴えた。
クヌートは昨年から恋人候補の「ジャンナ(Gianna)」と共同生活を送っているが、PETAの専門家フランク・アルブレヒト(Frank Albrecht)氏によれば、2匹は同じ祖父を持つという。
アルブレヒト氏は、2匹に子どもが生まれればドイツのホッキョクグマの遺伝的多様性を脅かす可能性があり、近交弱勢の危険性を高めると指摘。「2匹が共同生活を続けるためには、クヌートを去勢するしかないことを知ってほしい」と訴えた。(c)AFP
クヌートは昨年から恋人候補の「ジャンナ(Gianna)」と共同生活を送っているが、PETAの専門家フランク・アルブレヒト(Frank Albrecht)氏によれば、2匹は同じ祖父を持つという。
アルブレヒト氏は、2匹に子どもが生まれればドイツのホッキョクグマの遺伝的多様性を脅かす可能性があり、近交弱勢の危険性を高めると指摘。「2匹が共同生活を続けるためには、クヌートを去勢するしかないことを知ってほしい」と訴えた。(c)AFP