【2月16日 AFP】エストニア・タリン(Tallinn)の映画館でバレンタインデーの14日、「ロマンチック」な出来事が起こった。

 それは映画『バレンタインデー(Valentine's Day)』の上映直前のことだった。スクリーンに登場したのは、地元男性のマイド・リュイテル(Maido Ruutel)さん。リュイテルさんはバラを手に、恋人に対する思いの丈を熱く語り、「結婚してください」と言った。

 その瞬間、客席から立ち上がったリュイテルさんが、片ひざをつき指輪を差し出しながら、その恋人にあらためて結婚を申し込んだ。恋人の女性は「イエス」と答え、泣き出してしまったが、観客からは割れんばかりの拍手が贈られた。

 2人は、このロマンチックな映画を見ずに映画館を後にした。リュイテルさんは「2人で一緒に過ごしたかったから、映画館を出てきた」と語った。

 リュイテルさんによると、プロポーズを行うにあたり、インターネットを検索中に見つけた「ロマンチックにプロポーズする50の方法」というウェブサイトからヒントを得たという。(c)AFP