【2月11日 AFP】2010年バンクーバー冬季五輪の男子滑降の試合が開催されるウィスラー(Whistler)で10日、公式練習の直後に、コースにオオヤマネコが姿を現し、間近で目撃する貴重な機会に恵まれた各国の代表選手たちを喜ばせた。

 最初に気づいたのはイタリア代表のペーター・フィル(Peter Fill)選手。立ち止まり、驚きの表情でコース脇の巨大スクリーンに映し出されたオオヤマネコを指差した。

 すかさずカメラのフォーカスを向けたカメラマンが、オオヤマネコがコース脇の林の中から現れ、コースを横切り、セキュリティーフェンスを越えて姿を消す一部始終を記録した。

 オオヤマネコはカナディアン・ロッキー原産の動物で、8日にも目撃されている。(c)AFP