【2月3日 AFP】台湾の既婚女性の3人に1人が、もう一度チャンスを与えられたら、別の男性と結婚したいと思っている――。こうした調査結果が2日公表された。

 調査は、家庭を大切にする価値観の奨励を目的とした民間基金「Millennium Cultural and Educational Foundation」が既婚男女1076人に対し聞き取り方式で行ったもの。同様の質問にイエスと答えた男性の割合は女性よりも低い17%だった。

 また、浮気をしたことがあると答えた人は全体の9.1%で、浮気を「ゲームの一種で深刻さは全くない」と答えた人は11.5%、結婚後に異性の親しい友人を作ることは「問題ない」と答えた人は半数以上だった。

 同基金は、こうした結果について、「不貞の危機が高まっている」と警鐘を鳴らしている。台湾では過去10年間、離婚が年々増えており、政府の統計によれば2008年の離婚率は11.1%となっている。(c)AFP