【1月22日 AFP】インド中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州の刑務所では、受刑者がヨガレッスンを受講した場合、刑期が短縮されることになった。ヨガには自制心を高め攻撃性を減退させる効果があるためという。

 同州当局者が21日明らかにしたもので、3か月ごとに実施される「太陽礼拝のポーズ」「深呼吸のポーズ」「バランスのポーズ」に関するレッスンに参加する受刑者は、15日ずつ刑期が短縮されるという。

「ヨガには、健康を維持し、素行を落ち着かせ、怒りを抑え、ストレスを軽減するという効果がある。レッスンを受け、一部の条件を満たし、刑務所側からの推薦もあった受刑者に対しては、減刑が考慮される」と当局者は語った。

 読み書きの授業に参加することや大学の学位を取得することにも、刑期の短縮が適用されるという。

 こうしたプログラムはまだ試験段階だが、グワリオル(Gwalior)市の刑務所では約400人の受刑者から応募があったという。(c)AFP