スペインの資産家、面識ゼロの王室メンバーに遺産残す
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【1月16日 AFP】前年11月に死去したスペインの資産家が、自分の遺産相続人に同国の王室メンバーを指定していたことが15日、王室関係者によって明らかになった。
財産を残したのは企業経営者のJuan Ignacio Balada Llabres氏。王室筋によると同氏は遺言状で、自分が所有する土地の2分の1をスペインのフアン・カルロス一世国王(Juan Carlos I)夫妻とその8人の孫に、残る2分の1を公共の利益のための基金を設立する資金としてフェリペ皇太子(Crown Prince Felipe)夫妻に残すよう指定していた。
同氏は前年11月18日にメノルカ(Menorca)島で死去し、遺言執行者が1月初旬に王室に連絡した。王室筋によると、皇太子夫妻は生前の同氏とまったく面識がない。王室は遺言執行者から詳しい話を聞いたうえで、遺産を譲り受けるか決めるとみられる。
地元紙Ultima Hora Menorca紙によると、遺産総額は数千万ユーロ(数十億円)に上るという。(c)AFP
財産を残したのは企業経営者のJuan Ignacio Balada Llabres氏。王室筋によると同氏は遺言状で、自分が所有する土地の2分の1をスペインのフアン・カルロス一世国王(Juan Carlos I)夫妻とその8人の孫に、残る2分の1を公共の利益のための基金を設立する資金としてフェリペ皇太子(Crown Prince Felipe)夫妻に残すよう指定していた。
同氏は前年11月18日にメノルカ(Menorca)島で死去し、遺言執行者が1月初旬に王室に連絡した。王室筋によると、皇太子夫妻は生前の同氏とまったく面識がない。王室は遺言執行者から詳しい話を聞いたうえで、遺産を譲り受けるか決めるとみられる。
地元紙Ultima Hora Menorca紙によると、遺産総額は数千万ユーロ(数十億円)に上るという。(c)AFP