【1月3日 AFP】全米保険犯罪局(National Insurance Crime Bureau、NICB)が12月31日に発表した統計によれば、自動車泥棒は人びとの注意力が低下する祝日に「仕事に励む」傾向にあり、特に新年の1月1日は自動車泥棒の活動が1年で最も活発な日だという。

 NICBによると、2008年は全米で一日平均2650台の車が盗難にあった。33秒に1台が盗まれた計算になる。車両盗難が最も多かったのは3017台が盗まれた1月1日で、以下2847台のレイバーデー(労働者の日、9月1日)、3番目は2727台のハロウィン(10月31日)と続いた。

「自動車泥棒は車を盗んでもうける機会を決して見逃さないものだ」とNICBのジョー・ウェラ(Joe Wehrle)局長はコメントしている。「彼らは普通の人とは逆に週末や夜間、祝日によく働くが、1月1日とレイバーデーは特に忙しいようだ」(c)AFP