【12月17日 AFP】JR東日本(East Japan RailwayJR East)は、痴漢防止対策として埼京線の車内に防犯カメラを設置する。同社広報が15日、明らかにした。各メディアによると、早ければ年内にも、試験的に数車両の天井や網棚に防犯カメラを設置し、その旨を記した貼り紙を車内に掲示するという。

 日本の通勤列車は、かねてから女性に対する痴漢被害が多いことで知られてきた。インターネット上には、満員電車での痴漢のテクニックや盗撮手法の情報交換サイトまで存在する。

 なかでも、埼京線は痴漢発生の頻度が高いことから、今回の防犯カメラ導入につながった。

 痴漢防止対策の一環として、都内を走る鉄道会社の多くが2001年からラッシュ時に女性専用車両を設けている。(c)AFP