少子高齢化で労働力不足など懸念、台湾
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【11月29日 AFP】出生率が世界一低く、高齢化が急速に進む台湾。少子高齢化で数々の社会問題が起きる可能性があると台湾紙、聯合報(United Daily News)が28日伝えた。
同紙が楊志良(Yaung Chih-liang)衛生署長(衛生相)の話として伝えたところによると、2300万人の人口を抱える台湾の出生率はわずか1.07で、日本の1.57をも下回っている。
楊氏は「多くの人が子ども持つよりペットを飼うことを選択する」とし、ここ数年で多数のベビーショップが閉店した一方、ペットショップは急増していると指摘する。
一方、教育当局は、学生数の不足で大学の3分の1以上が2021年までに閉鎖に追い込まれるおそれがあると警告している。
深刻な労働力不足が更なる社会・経済問題を引き起こすとの懸念が高まる中、政府はさまざまな出生率向上策を採ってきたが、目立った成果はあがっていない。
衛生当局は、女性の晩婚化や未婚化が出生率低下の背景にあるとしている。(c)AFP
同紙が楊志良(Yaung Chih-liang)衛生署長(衛生相)の話として伝えたところによると、2300万人の人口を抱える台湾の出生率はわずか1.07で、日本の1.57をも下回っている。
楊氏は「多くの人が子ども持つよりペットを飼うことを選択する」とし、ここ数年で多数のベビーショップが閉店した一方、ペットショップは急増していると指摘する。
一方、教育当局は、学生数の不足で大学の3分の1以上が2021年までに閉鎖に追い込まれるおそれがあると警告している。
深刻な労働力不足が更なる社会・経済問題を引き起こすとの懸念が高まる中、政府はさまざまな出生率向上策を採ってきたが、目立った成果はあがっていない。
衛生当局は、女性の晩婚化や未婚化が出生率低下の背景にあるとしている。(c)AFP