【11月24日 AFP】クロアチアの首都ザグレブ(Zagreb)で22日に行われた同国サッカー1部リーグのシベニク(Sibenik)対メジムリエ・チャコベツ(Medjimurje Cakovec)戦で、長く語り継がれるであろう珍事が発生した。

 日刊紙ユタルニ・リスト(Jutarnji List)のオンライン版が23日報じたところによると、試合前半20分、メジムリエ・チャコベツ側のゴール付近に1匹のネコが迷い込んできた。驚いたゴールキーパーのイワン・ボノビッチ(Ivan Banovic)選手は、ネコを拾い上げスコアボード付近の安全な場所へ避難させた。だが、これを見た主審は、「審判の許可無くピッチを離れた」として、ボノビッチ選手に対し即座にイエローカードを出した。

 しかし、心ない制裁に観客らはかんかん。主審には容赦ないやじが浴びせられたという。

 試合はシベニクが1対0で勝利した。(c)AFP