【11月12日 AFP】ペルー北部カハマルカ(Cajamarca)で前週、激しい腹部の痛みを訴えた男性が病院を訪れた。男性の腹部からはなんと1キロ近くのくぎ、硬貨、金属くずなどが出てきたという。

 男性が訪れた病院の外科医は「男性が激しい腹部の痛みを訴えたため検査をすると、胃の中に数百本のくぎがあることが分かった」と語った。

 男性は6日に入院。2時間かけて手術が行われ、約900グラムのくぎ、硬貨、金属くずのほか、小さなナイフが胃から取り除かれた。外科医は「こんなケースは初めて。多数の開腹手術を行ったが、こんなに多くのものが胃に入っているなんて、本当に異常だ」と驚きをあらわにした。

 男性の容体は安定しており、現在は精神衛生専門家によるケアを受けているという。(c)AFP