【10月26日 AFP】オーストラリアのメルボルン(Melbourne)郊外の自宅寝室から真夜中に失踪した8歳の少年が、近所にある24時間営業のスーパーマーケットのアイスクリーム売り場でチョコレート・アイスクリームを食べているところを発見された。

 26日の警察発表によると、少年は同日午前3時50分に、メルボルン郊外キャンバーウェル(Camberwell)にあるスーパーチェーン、「セーフウェイ(Safeway)」で警察に保護された。同店の店員から、店内を子どもがはだしで歩き回っていると通報があった。

 ビクトリア(Victoria)州警察によると、警察が到着したとき少年は「冷凍品コーナーの棚に頭を突っ込んで」おり、同じ列にあったチョコレート・アイスクリームを探している様子だった。

 少年の両親はすぐに迎えにきたが、キャンバーウェルの警察署では帰宅前に短時間、少年を取り調べた。すると警察署でも「少年はチョコレート・アイスクリームがないかときょろきょろしたあげく、署内の冷蔵庫に見入っていたため、警官は急いで自分たちの『非常用食品』がなくなっていないか確認した」

 スーパーで食べたアイスクリームについて、少年に万引きの罪は問われないという。(c)AFP