【10月17日 AFP】タイのプミポン・アドゥンヤデート(Bhumibol Adulyadej)国王(81)の健康状態が悪化しているとの噂が広まり、今週、同国株式市場の株価が暴落していることを受けて、同国のチュラポン(Chulabhorn)王女は16日、国王は快方に向かっていると発表し健康不安説を否定した。

 プミポン国王は肺の炎症、発熱などで9月19日からバンコク(Bangkok)市内のシリラート病院(Siriraj Hospital)に入院している。

 王女がベルリン(Berlin)のタイ大使館で発表したコメントは、タイのテレビ局で放映された。これによると、国王は入院した最初の週は発熱のため起き上がれなかったが、現在は熱も下がり、点滴も行っていないという。(c)AFP