欧州で最も生活の質が高いのはフランス、最下位は英国
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【10月13日 AFP】欧州の大国の中で最も生活の質が高いのはフランスで、収入が最も高いにもかかわらず生活の質が最も低いのは英国――。こうした調査結果が12日発表された。
調査は、消費者サイト「uSwitch.com」がフランス、スペイン、デンマーク、オランダ、ドイツ、ポーランド、イタリア、スウェーデン、アイルランド、英国の10か国を対象に、さまざまな機関の研究結果をもとにライフスタイル17項目を比較したもの。
それによると、1世帯あたりの年間所得が最も高いのは英国で、10か国平均を1万ポンド上回る3万5730ポンド(約500万円)だった。その一方で英国では、燃料、食糧、アルコール飲料、タバコへの支出が欧州平均を上回っており、収入の大部分が生活費に消えている。
労働時間が最も長いのはポーランドだったが、一方で休暇日数は最も多い部類に入っている。英国の労働者の週平均労働時間は37時間だが、休暇日数は最下位だ。
英国は、国内総生産(GDP)に占める保健・教育関連支出の割合では最下位に近く、平均寿命は10か国平均を下回り、日照時間も平均を大きく下回っていた。
一方フランスでは、10か国平均に比べて退職時期は早く、寿命は長く、有給休暇日数も多かった。所得は平均を下回ったが、食糧、アルコール飲料、電気、ガスなどの料金は最も低かった。(c)AFP
調査は、消費者サイト「uSwitch.com」がフランス、スペイン、デンマーク、オランダ、ドイツ、ポーランド、イタリア、スウェーデン、アイルランド、英国の10か国を対象に、さまざまな機関の研究結果をもとにライフスタイル17項目を比較したもの。
それによると、1世帯あたりの年間所得が最も高いのは英国で、10か国平均を1万ポンド上回る3万5730ポンド(約500万円)だった。その一方で英国では、燃料、食糧、アルコール飲料、タバコへの支出が欧州平均を上回っており、収入の大部分が生活費に消えている。
労働時間が最も長いのはポーランドだったが、一方で休暇日数は最も多い部類に入っている。英国の労働者の週平均労働時間は37時間だが、休暇日数は最下位だ。
英国は、国内総生産(GDP)に占める保健・教育関連支出の割合では最下位に近く、平均寿命は10か国平均を下回り、日照時間も平均を大きく下回っていた。
一方フランスでは、10か国平均に比べて退職時期は早く、寿命は長く、有給休暇日数も多かった。所得は平均を下回ったが、食糧、アルコール飲料、電気、ガスなどの料金は最も低かった。(c)AFP