【10月7日 AFP】米インターネット競売大手イーベイ(eBay)に、前年の米大統領選挙で共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事のサインが書かれているとされる米マイクロソフト(Microsoft)の家庭用ゲーム機「Xbox 360」が出品された。最低落札価格は、なんと110万ドル(約9770万円)だという。

 出品者のデビッド・モレル(David Morrill)さんによると、このXboxはペイリン氏が突然の知事辞任を発表する2日前の今年7月24日、アラスカ州ワシラ(Wasilla)でのイベントでサインしてもらったものだという。

 モレルさんは、サインが本物であることを示すため、ペイリン氏がモレルさんのXboxにサインする様子を撮影した写真3枚をイーベイに掲載した。このXboxは、サイト規約上の問題から3度にわたり出品停止になったものの、現在は解決しているという。

 モレルさんは、「60GBモデルで状態は完璧。(ペイリン氏が)2012年の米大統領選に出馬する前にこの逸品をぜひ入手しては」としている。

 ペイリン氏は、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の1期目の任期が切れる2012年の大統領選への出馬がうわさされている。(c)AFP