米サンディエゴ動物園の赤ちゃんパンダ、目が見え始める
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【9月23日 AFP】米カリフォルニア(California)州のサンディエゴ動物園(San Diego Zoo)に誕生した生後7週間のジャイアントパンダの赤ちゃんの目が、徐々に見えてきているという。 同動物園のメグ・サザーランドスミス(Meg Sutherland-Smith)獣医師によると、小型の懐中電灯で赤ちゃんパンダの目の検査をしたところ、体重2.6キロまで成長した赤ちゃんパンダが目を細める反応を見せたという。今回の検査では、赤ちゃんパンダの左目と右耳が開き始めていることも分かった。右耳は開いたものの、まだ振動を感じるだけで音を聞き取ることはできないという。 母親のベイユン(Bai Yun)は1999年に、同動物園で赤ちゃんを出産。この赤ちゃんは米国で初めて大人に成長したパンダとなった。その後、2003年、05年、07年にも出産し、前月5日に今回の赤ちゃんを出産した。ベイユン(Bai Yun)にとっては2匹目の男の子だ。中国の伝統に従い、生後少なくとも100日たってから名前が付けられる予定。 パンダ親子は、出産後から4~5か月の間、巣穴にこもる。この期間は、サンディエゴ動物園のパンダ専用カメラ「パンダカム(Panda Cam)」がとらえた親子の様子を見ることができる。(c)AFP 【参考】「パンダカム(PandaCam)」(英語)