時速300キロの列車内で女児誕生、ブリュッセル
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【9月15日 AFP】フランス・パリ(Paris)からベルギー・ブリュッセル(Brussels)に向かっていた高速鉄道タリス(Thalys)の車内で14日、女児が誕生した。タリスが同日発表した。1996年に運行を開始した同社では初めてのことだという。
現地時間午後0時30分頃、車内に医師の有無を尋ねるアナウンスが流れた。その呼びかけに応じた医師2人と看護師2人の介助で分娩は無事始まり、約1時間半後、時速300キロで走行する列車の中で女児が産声をあげた。
列車はその後まもなくブリュッセルに到着。駅には救急医療チームと消防隊が待機していた。タリスによると、母子ともに病院に運ばれ元気だという。
タリスの運転士は「出産はまったくうまくいった。そんなに早く終わるものだとは思っていなかった。赤ちゃんが早く出てきたかったのだろう」と話した。
女性の身元は明らかにされなかったが、2歳と3歳の子ども2人を連れて、ドイツ西部ケルン(Cologne)に向かう途中だった。
タリスのオリビエ・ポワトルノー(Olivier Poitrenaud)社長は、生まれた女児にお祝いとして、生涯を通じて利用できる乗車券を贈ると語った。(c)AFP
現地時間午後0時30分頃、車内に医師の有無を尋ねるアナウンスが流れた。その呼びかけに応じた医師2人と看護師2人の介助で分娩は無事始まり、約1時間半後、時速300キロで走行する列車の中で女児が産声をあげた。
列車はその後まもなくブリュッセルに到着。駅には救急医療チームと消防隊が待機していた。タリスによると、母子ともに病院に運ばれ元気だという。
タリスの運転士は「出産はまったくうまくいった。そんなに早く終わるものだとは思っていなかった。赤ちゃんが早く出てきたかったのだろう」と話した。
女性の身元は明らかにされなかったが、2歳と3歳の子ども2人を連れて、ドイツ西部ケルン(Cologne)に向かう途中だった。
タリスのオリビエ・ポワトルノー(Olivier Poitrenaud)社長は、生まれた女児にお祝いとして、生涯を通じて利用できる乗車券を贈ると語った。(c)AFP