【9月6日 AFP】スキージャンプの世界チャンピオン、アンドレアス・キュッテル(Andreas Kuettel、スイス)が5日、今度はスキー大会ではなく、スイス・ベルン(Bern)で行われた伝統の「チーズ転がし大会」で王座に輝いた。

 軽量のチーズを転がす障害競技で、キュッテルは対戦した「2009年ミス・アース(Miss Earth 2009)」のグラツィエラ・ロジャーズ(Graziella Rogers)さんを破り優勝した。

 このチーズ転がし大会は、酪農場のなかで直径1メートル、厚さ27センチまでのフルサイズのチーズを手で転がして競う古代の行事を復活させた販促イベント。チーズ職人ならば、重さ100キロのチーズをジョギング程度のスピードで転がせる。

 キュッテルは今年、チェコのリベレツ(Liberec)で開催されたノルディックスキー世界選手権2009(Nordic World Ski Championships 2009)ジャンプ男子ラージヒルで優勝した。(c)AFP