【8月31日 AFP】コロンビア大統領府の報道官は30日、同国のアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領が新型インフルエンザA型(H1N1)に感染したと発表した。現在のところ、体調に問題はないという。

 ウリベ大統領は、アルゼンチンで開催された南米諸国連合(Union of South American NationsUNASUR)から帰国した29日に症状が出始め、その後の検査で新型インフルへの感染が確認されたという。

 大統領府が発表した声明によると、現在、大統領の体調に問題はなく、北西部リオネグロ(Rionegro)にある自らの牧場で執務を続けているが、回復するまで隔離される見通しだという。

 公式統計によると、コロンビアではこれまで621人の新型インフル感染が確認されており、34人が死亡している。中南米全体ではこれまでに1300人以上が死亡している。(c)AFP