【8月28日 AFP】英国で7歳と8歳の少年が、高校生レベルの全国試験に合格し、話題となっている。

 ジュード・アリ(Jude Alli)くんは、英国の高校生が通常16歳で受験するGCSE(General Certificate of Secondary Education)試験の数学を6歳で受験。27日に結果が発表され、アリくんはAからFレベル中のDレベルで合格した。

 アリくんは、数学の試験は「簡単」で、試験の間もワクワクしていたと話している。

 アリくんの母親がインディペンデント(Independent)紙に語ったところによると、アリくんは7か月で歩き始め、わずか1歳で言葉を覚えるなど、幼い時期から、才能の一端を見せていた。

 このほか、英国放送協会(BBC)によると、8歳になるハビエル・ゴードンブラウン(Xavier Gordon-Brown)くんもGCSEの数学を受験し、最高のAプラスレベルで合格した。ゴードンブラウンくんは、同試験をAプラスレベルで合格した最少年齢者だという。

 母親によると、ゴードンブラウンくんは数学の教科書を楽しんで読み、すでに2歳半で九九を覚えたという。

 ゴードンブラウンくんは、数学のほか、3種類の楽器をこなし、3か国語を話す。(c)AFP