【8月26日 AFP】アリゾナ(Arizona)州ページ(Page)近くにある「アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)」。先住民ナバホ(Navajo)の言葉で「水が岩を流れる場所」という意味を持つ「アッパー・アンテロープキャニオン(Upper Antelope Canyon)」は標高約1220メートルに位置し、岩壁は川床から約37メートルにのぼる。同じく「らせん状の岩のアーチ」の意味を持つ「ロウワー・アンテロープキャニオン(Lower Antelope Canyon)」とともにナバホ居留地のLeChee Chapter内にある。年間を通して乾燥しているが、雨の後にはときどき洪水が起こる。この水によって砂岩が徐々に削り取られ、美しく優雅なカーブが形作られた。風もまた峡谷の形成に一役買っている。(c)AFP