チベット観光業が完全回復、過去最高の観光客数を記録
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【8月16日 AFP】中国・チベット自治区で7月の観光客総数が120万人に達し、国内外の観光客による観光収入は合計で、前年同月の約2倍となる11億元(約153億円)に上った。これは7月の観光客総数および観光収入としては、チベット史上で過去最高記録だという。中国国営紙チベット・デーリー(Tibet Daily)が伝えた。
2008年3月に区都ラサ(Lhasa)で「チベット動乱」から49年を機に暴動が起きて以来、チベット自治区への観光は禁止され、観光業は大きな打撃を受けた。その後、観光客の受け入れが再開されたが、中国・国営新華社(Xinhua)通信によると、08年の観光客数は225万人となり前年比で44%減、観光収入はほぼ半減した。
ところが今年1月から7月にかけてチベットを訪れた観光客数は270万人を超え、前年同期の約3倍となっているという。(c)AFP
2008年3月に区都ラサ(Lhasa)で「チベット動乱」から49年を機に暴動が起きて以来、チベット自治区への観光は禁止され、観光業は大きな打撃を受けた。その後、観光客の受け入れが再開されたが、中国・国営新華社(Xinhua)通信によると、08年の観光客数は225万人となり前年比で44%減、観光収入はほぼ半減した。
ところが今年1月から7月にかけてチベットを訪れた観光客数は270万人を超え、前年同期の約3倍となっているという。(c)AFP