【8月13日 AFP】オーストラリア観光当局高官は13日、「世界一素晴らしい仕事」と銘打たれた、世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ（Great Barrier Reef）のハミルトン島（Hamilton Island）の管理人の手伝いをする「仲間」を、追加で4人募集すると発表した。「世界一素晴らしい仕事」キャンペーンを再活性化することがねらい。

　アンナ・ブライ（Anna Bligh）クイーンズランド（Queensland）州首相は、9月に抽選を行うと発表した。当選者は、今年いっぱいの期限で、美しいウィットサンデー諸島（Whitsunday Islands）に友人3人を招待することができるという。

「4人の仲間は、人生に一度の休日を楽しむことができる。給料は支払われないけれど、本当に楽しい時間を過ごすことができるだろう」（アンナ・ブライ州首相）

　クイーンズランド州観光公社は、これまでにハミルトン島の管理人ベン・サウスオール（Ben Southall）さんのブログに投稿されたコメントはほんのわずかではあるが、「世界一素晴らしい仕事」のキャンペーンは大成功だったと評価している。

　最新のビデオメッセージで、サウスオールさんは、6か月のうちにすべての島を探検してまわることは「1人の人間では不可能な仕事だった」と述べた。

　クイーンズランド州観光公社のアンソニー・ヘイズ（Anthony Hayes）社長は、「世界一素晴らしい仕事」のキャンペーン後、北東部沿岸地域への観光の予約が15-20％増加したと語った。(c)AFP

サウスオールさんのブログ（英語）