猛暑でもOK、溶けないチョコレートを開発
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【8月14日 AFP】バッグに入れておいたチョコレートが暑さで溶けて中が汚れてしまって嫌な思いをしたことのある人は多いだろうが、それもまもなく過去のものになるかもしれない。
ネスレ(Nestle)やハーシー(Hershey)などにチョコレートを提供している世界有数のチョコレートメーカー、スイスのバリーカレボー(Barry Callebaut)社は現在、気温55度まで溶けないが、唾液(だえき)に触れると溶けるチョコ、その名も「Volcano(火山)」を開発中だ。
ターゲット市場は、アジアや南欧、米南部、中南米など、気候が温暖で保冷輸送システムが整備されていない地域。開発部門のある責任者によれば、「インドでは輸送面の問題もあり、チョコレートはあまり売れない」と話す。
耐熱チョコレートは、スイス軍や米軍がすでに開発しているが、市販はされていない。
「Volcano」が軍用チョコと違う点は、植物性脂肪ではなく、通常のココアバターを使用している点。ぱりっとした歯ごたえがあるが、最終的には一般的なチョコレートの味と食感を目指す。しかも低カロリーだそうだ。(c)AFP/Hui Min Neo
ネスレ(Nestle)やハーシー(Hershey)などにチョコレートを提供している世界有数のチョコレートメーカー、スイスのバリーカレボー(Barry Callebaut)社は現在、気温55度まで溶けないが、唾液(だえき)に触れると溶けるチョコ、その名も「Volcano(火山)」を開発中だ。
ターゲット市場は、アジアや南欧、米南部、中南米など、気候が温暖で保冷輸送システムが整備されていない地域。開発部門のある責任者によれば、「インドでは輸送面の問題もあり、チョコレートはあまり売れない」と話す。
耐熱チョコレートは、スイス軍や米軍がすでに開発しているが、市販はされていない。
「Volcano」が軍用チョコと違う点は、植物性脂肪ではなく、通常のココアバターを使用している点。ぱりっとした歯ごたえがあるが、最終的には一般的なチョコレートの味と食感を目指す。しかも低カロリーだそうだ。(c)AFP/Hui Min Neo