プーチン露首相、シロイルカとくつろぐ
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【8月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は7月31日、ウエットスーツを着込みシロイルカのダーシャ(Dasha)に追跡用の信号発信器を取り付けた。インタファクス通信(Interfax)などが伝えた。
自然や野生動物の愛好家としても知られるプーチン首相は、ロシア極東を訪問中、太平洋沿岸のチカロフ(Chkalov)島を訪れ、シロイルカの回遊ルートの研究を視察後にシロイルカとのひとときを楽しんだ。
シロイルカは北半球に生息する海洋ほ乳類で、保護団体によると狩猟や油田・ガス田開発の脅威にさらされている。インタファクス通信は、「プーチン氏はウェットスーツに着替え、専門家の指示に従って信号発信器をシロイルカのダーシャに取り付けた」と伝えた。
プーチン首相は、腰の位置まで水に入り、科学者の1人に「食われたりしないだろうね?」と冗談交じりに質問したという。
科学者が「人間を食べはしませんが、水を吹きかけられるかもしれませんよ」と返答すると、首相は「怒ればそういうこともするだろうね」と語った。
ロシア通信(RIA)によると、発信器が適切に設置されたことを科学者の1人が確認すると、プーチン首相はシロイルカに向かって「もう怒るなよ」と話しかけた。その後、首相の一団と漁師らで、ダーシャを海に帰した。
首相は欧米では強硬外交で知られているが、ときおり動物に対する愛情をみせることがあり、環境保護団体からの称賛も受けている。
2月には、アザラシの子どもの狩猟を「血塗られたビジネス」と非難し、ロシア政府高官による迅速な禁止措置の実施につながった。また前年10月には、誕生日にプレゼントされたというトラの子どもをかわいがる様子がテレビで放映された。(c)AFP
自然や野生動物の愛好家としても知られるプーチン首相は、ロシア極東を訪問中、太平洋沿岸のチカロフ(Chkalov)島を訪れ、シロイルカの回遊ルートの研究を視察後にシロイルカとのひとときを楽しんだ。
シロイルカは北半球に生息する海洋ほ乳類で、保護団体によると狩猟や油田・ガス田開発の脅威にさらされている。インタファクス通信は、「プーチン氏はウェットスーツに着替え、専門家の指示に従って信号発信器をシロイルカのダーシャに取り付けた」と伝えた。
プーチン首相は、腰の位置まで水に入り、科学者の1人に「食われたりしないだろうね?」と冗談交じりに質問したという。
科学者が「人間を食べはしませんが、水を吹きかけられるかもしれませんよ」と返答すると、首相は「怒ればそういうこともするだろうね」と語った。
ロシア通信(RIA)によると、発信器が適切に設置されたことを科学者の1人が確認すると、プーチン首相はシロイルカに向かって「もう怒るなよ」と話しかけた。その後、首相の一団と漁師らで、ダーシャを海に帰した。
首相は欧米では強硬外交で知られているが、ときおり動物に対する愛情をみせることがあり、環境保護団体からの称賛も受けている。
2月には、アザラシの子どもの狩猟を「血塗られたビジネス」と非難し、ロシア政府高官による迅速な禁止措置の実施につながった。また前年10月には、誕生日にプレゼントされたというトラの子どもをかわいがる様子がテレビで放映された。(c)AFP