対日戦の英雄ケナ氏が死去、単身で機銃陣地を制圧
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【7月10日 AFP】第二次大戦中の対日戦で名をはせたオーストラリア軍の英雄、エドワード・ケナ(Edward Kenna)氏が8日、メルボルン(Melbourne)近郊の老人ホームで亡くなった。90歳。戦功により最高勲章であるビクトリア十字勲章(Victoria Cross)を受賞した豪州軍人として最後の生き残りだった。
ケナ氏は第二次大戦末期の1945年、パプアニューギニアのウェワク(Wewak)で、銃弾が降り注ぐ中を単身突撃し、日本軍の機銃陣地を制圧した。ジュリア・ギラード(Julia Gillard)副首相は、「典型的なオーストラリア人らしさ」とケナ氏の行動をたたえ、「並々ならぬ勇気の持ち主だった」との哀悼の辞を寄せた。(c)AFP
ケナ氏は第二次大戦末期の1945年、パプアニューギニアのウェワク(Wewak)で、銃弾が降り注ぐ中を単身突撃し、日本軍の機銃陣地を制圧した。ジュリア・ギラード(Julia Gillard)副首相は、「典型的なオーストラリア人らしさ」とケナ氏の行動をたたえ、「並々ならぬ勇気の持ち主だった」との哀悼の辞を寄せた。(c)AFP