オバマ大統領と朝食会議のプーチン首相、午後の過ごし方は?
このニュースをシェア
【7月8日 AFP】スーツに身を包みバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と2時間の朝食会議。こんな1日のスタートを切ったら、午後もオフィスで粛々と仕事に取り組みそうなものだが、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相の午後はそんなありふれたものではない。
女学生と一緒に歌を歌ったり、スーパーマーケットを電撃視察して値下げを指示したり、最近のプーチン首相の変幻自在ぶりにもそろそろ慣れてもよさそうなものだ。
ところが、その日のプーチン首相はカジュアルな服装でモスクワ(Moscow)のバイクサークル「ナチヌイエ・ボルキ(夜の狼たち、Night Wolves)」を訪問した。サークルでは、ロシアのバイクサークル界では伝説的存在で、ポニーテールがトレードマークの通称「外科医」がプーチン首相をお出迎え。
首相は、最近バイクを運転したとき、ウイリーして別の車に突っ込んでしまったとの失敗談を披露した。これに対し、「それでバイクから遠ざかることがないことを祈りますよ。バイクをあきらめてガレージにしまいっぱなしになったら残念ですからね」と「外科医」に励まされる一幕もあった。 「夜のオオカミたち」たちは近々、ウクライナのクリミア(Crimea)半島で開かれる大規模なバイクフェスティバルに参加するという。(c)AFP