エクアドルが『ザ・シンプソンズ』を調査、青少年への悪影響を懸念
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【7月4日 AFP】エクアドル当局は、米人気アニメ『ザ・シンプソンズ(The Simpsons)』が子どもに与える影響についての調査が終了するまで、同番組を午前6時から午後9時の時間帯に放映することを禁止する。同国のテレビ局Teleamazonasが2日明らかにした。
風刺的な描写を数多く含むとされる『ザ・シンプソンズ』が、人種や性別による差別や暴力を助長する誤ったメッセージを子どもたちに伝えているのではないかと懸念されているためだという。調査には約90日かかる見通し。
Teleamazonasの弁護士はAFPに対し、この番組の放映自体が禁止されるわけではないが、放送時間を午前5時30分からに変更する必要があると述べた。
左派の大統領の長い演説を放送するため毎週のようにテレビやラジオの番組予定が変更されるエクアドルでは、日本の人気アニメ『ドラゴンボールZ(Dragon Ball Z)』も最近、通常の時間に放送することが禁止されている。(c)AFP
風刺的な描写を数多く含むとされる『ザ・シンプソンズ』が、人種や性別による差別や暴力を助長する誤ったメッセージを子どもたちに伝えているのではないかと懸念されているためだという。調査には約90日かかる見通し。
Teleamazonasの弁護士はAFPに対し、この番組の放映自体が禁止されるわけではないが、放送時間を午前5時30分からに変更する必要があると述べた。
左派の大統領の長い演説を放送するため毎週のようにテレビやラジオの番組予定が変更されるエクアドルでは、日本の人気アニメ『ドラゴンボールZ(Dragon Ball Z)』も最近、通常の時間に放送することが禁止されている。(c)AFP