【6月30日 AFP】イタリアの全人口の約18%にも上る1100万人が、自称「魔術師」や「治療師」を信じているとの調査結果を消費者団体Telefono Antiplagioが29日、発表した。

 Telefono Antiplagioによると、1994年以降、魔術師や治療師による詐欺被害は1万6000件以上もあったという。

 調査結果によると、イタリアでは、15万5000人の魔術師と治療師が現在も活動し、毎日3万3000人が魔術師や占星術師のもとを訪問している。

 魔術師に会う理由で最も多かったのは「傷ついた心を癒すため」で46%だった。次に多かったのは「健康問題」で25%、次いで「暴力問題」が22%、「仕事上の問題」が7%だった。(c)AFP