【6月27日 AFP】アイルランドでは、インターネットを利用する時間が長すぎることが、カップル間の不和を助長している。カトリック系結婚生活カウンセリングサービスのACCORDが26日、発表した。

 ACCORDによると、2009年前半に調査したカップルのうち7%が、片方がサイバースペースで過ごす時間が長すぎることを主要な問題と述べたという。

 ACCORDのジョン・ファレリー(John Farrelly)ディレクターは、衝突が起きるのは主に、「インターネット上のギャンブル、浮気、そして、配偶者や家族と過ごす時間よりもネットで過ごす時間の方が長いということ」だと述べる。

 また、今回の調査では、不況のアイルランドで、財政的な困難がカップルをますます圧迫していることが明らかになった。結婚生活の問題として財政状況を挙げたクライアントは、2007年には全体の20%だったが、2009年前半には31%に増加した。(c)AFP