受刑者のためのツール・ド・フランス、初開催
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【6月6日 AFP】フランス北部ビルヌーブダスク(Villeneuve d'Ascq)で4日、大勢の受刑者と看守らが、受刑者のためのツール・ド・フランス(Tour de France)に出発した。レースを通じて、出所後の生活に備えさせることがねらいだという。
この受刑者のための自転車ロードレースは、今回が初開催。15ステージ、2300キロのコースで、フランス北部のビルヌーブダスクから出発し、6月18日にパリ(Paris)に到着する。レース中、受刑者らは1つに固まって行動しなければならず、「離脱」は認められない。
受刑者23人とスタッフ57人が、スタートの銃声で出発した。このうち、受刑者6人を含む18人が全コースの走破をめざす。レース全体では、受刑者196人とスタッフ300人がさまざまなステージで参加する。
7月に開幕する本物のツール・ド・フランスと同じく、自転車走者らは、テクニカルサポート車両や医療班、そして車両やオートバイに乗り込んだ警官隊らの「キャラバン隊」に率いられる。
この企画を始めたフランス北部Loosの刑務所所長、ジャンポール・シャピュ(Jean-Paul Chapu)氏は、「スポーツが教育手段であることを示したい」と語った。(c)AFP
この受刑者のための自転車ロードレースは、今回が初開催。15ステージ、2300キロのコースで、フランス北部のビルヌーブダスクから出発し、6月18日にパリ(Paris)に到着する。レース中、受刑者らは1つに固まって行動しなければならず、「離脱」は認められない。
受刑者23人とスタッフ57人が、スタートの銃声で出発した。このうち、受刑者6人を含む18人が全コースの走破をめざす。レース全体では、受刑者196人とスタッフ300人がさまざまなステージで参加する。
7月に開幕する本物のツール・ド・フランスと同じく、自転車走者らは、テクニカルサポート車両や医療班、そして車両やオートバイに乗り込んだ警官隊らの「キャラバン隊」に率いられる。
この企画を始めたフランス北部Loosの刑務所所長、ジャンポール・シャピュ(Jean-Paul Chapu)氏は、「スポーツが教育手段であることを示したい」と語った。(c)AFP