【6月1日 AFP】米カリフォルニア(California)州のサンディエゴ動物園(San Diego Zoo)で、生後8か月のニシローランドゴリラの赤ちゃん「フランク」が、来園者の人気を呼んでいる。

 フランクは約2ヶ月前、園内のゴリラ専門飼育舎で自分の家族に再合流してから、時折り胸をたたくしぐさをするなど、ゴリラの本能的な行動がみられるようになってきた。ニシローランドゴリラは体重180キログラム以上にまで成長する。

 フランクとその家族たち13頭は、同動物園で1日おきに公開されている。また、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)フェースブック(Facebook)の「フランク・ザ・ゴリラ(Frank the Gorilla)」に登録すれば、フランクの成長の様子を追い続けることができる。

 ゴリラは国際自然保護連合(International Union for Conservation of NatureIUCN)によって絶滅危ぐ種に指定されていることから、世界動物園水族館協会(World Association of Zoos and Aquariums)や国連環境計画(UNEP)などは、ゴリラの保護を目指し、2009年を「ゴリラの年(Year of the Gorilla)」と宣言している。(c)AFP