【3月30日 AFP】南米エクアドル沖のガラパゴス諸島サンタクルス(Santa Cruz)島のゾウガメ「独りぼっちのジョージ(Lonesome George)」は、ガラパゴスゾウガメの亜種、ピンタゾウガメで、確認されている最後の1頭だ。

 同島のプエルトアヨラ(Puerto Ayora)に1976年に設立された繁殖センターは、ゾウガメの卵を孵化させ、3歳まで同センターの保護下で育てた後、追跡調査用のICチップを取り付け、自然に戻す活動を行っている。その結果、現在までに同センターが飼育したゾウガメは840頭に達した。(c)AFP